1/14,15はセンター試験だ。
国公立大学志望者にとっては最初の試験。
これを受けなければ、2次試験を受けることはできない。
僕は今、入院中だ。もちろん、院外に出てセンター試験を受けることなど到底できない。
到底できないと知って、受験票を捨てた。
どうせならこの悔しさとともに、古紙回収の日に持って行ってくれればよかったのに。
ただ、悔しい。その想いだけがつのる。
戦うことすら許されず、もちろん、戦わなければ勝つ可能性は0%だ。
それが僕にとっては悔しい。
僕の周りの国公立大志願者はもちろん、昨今の風潮から、私立大学専願者もセンター試験を受験する者が多い。
そんな中で僕1人が、受けられない。
辛い、悔しい、悔しい。
僕がもし精神も肉体も健康だったら、こんな想いはせずに済んだのに。
来年こそは、戦ってみせる。
そして、勝ってみせる。
受験という、国立大学という敵に。
自分という敵に。